■家づくりレポート

朝日とともに @西陵

朝日とともに @西陵



a0244794_05554310.jpg

1 住まい手さんとの出会い

2017.05

下の息子さんが誕生し、ようやく日があけ、次の日がお宮参りという日が初めての出会いでした。

奥様のご実家の近くに家を見学できるところがあると、

”ショーホーム あんどの家”遊びにいらしたことを今でも鮮明に覚えています。

a0244794_06101169.jpg
a0244794_06095897.jpg

ゆっくりと初めてのご案内。

なんとなく家の雰囲気を体感していただき、

家づくりの流れをご説明させていただきました。

ご夫婦と、娘さん、息子さんの4人家族。

2人目にも恵まれ、そろそろ賃貸では狭くなってくるなと感じ、

奥様の育休中に家づくりを進めたいというお気持ちでした。

ご主人のご実家は遠方の為、

土地は奥様のご実家の近く。

奥様が仕事に復帰したときに、

子育てのお手伝いをお願いするためでした。




2 家づくりの進め方

まずは勉強から!!

ご夫婦でセミナーにほぼ参加。


① 資金セミナー

まずは、自分たちの支払っていける金額をご夫婦で把握。  

ライフプランにてお金の大切さと家づくりだけではない、

教育資金、老後の生活資金、税金等も考慮しながらの予算把握。

それと金利のこと借り入れのこと、繰り上げ返済のポイントなどを共有しました。



土地セミナー

土地探しのポイントとコツ。

エリアが決まっていたので、なかなか売地がでない地域。

情報があふれている今の世の中に

実際に土地を探した方のアドバイスを学ぶセミナーでした。


エスコート、バスツアー

実際に住まわれているお宅に見学へ。

土地探しでよかったポイントを住まわれているかたから教えていただき、

即実践。家の大きさや住んだあとのイメージを膨らませました。

a0244794_06241643.jpg

いよいよ土地探し

土地を探し始めて1か月ほどで

候補の土地が決まり不動産にも連絡。

買付証明も出し売主さんと交渉していただくとき、

突然の土地の売り止め。

せっかくここで決めようと思っていたからこそ

、ご夫婦でかなりのダメージをうけておられました。

”こんなこともあるものですね。勉強になります。”

と笑顔でとおっしゃっていただいたのを

心が痛くなりながら話を聴きました。

それから、1~2か月、目に留まる土地はでてきませんでした。

やはり土地はご縁です。

でもあきらめずにお施主さんと二人三脚で土地を探している矢先!!

いつも挨拶に行っていた不動産から家付きですが、譲ってくださる方がいるとの情報が入り

あわてて土地を見に行きました。

東側に道路、環境もよい土地。

ただ、デメリットは南側に家があり南の日差しを入れるのに建物に工夫が必要な土地でしたが、

建物の工夫で120点にすることができる土地でした。

土地を見に行ったときにすぐに感じたものは、東にひらく家。

光を東から取り入れ、明るい家がいいと、住まい手の希望する家ができると。

そして、人のご縁があさひの上がる方向から入ってくるといいなと思った土地でした。


3 70点から120点へ


土地探しをするときに、よく話をします。
どんな、ご家族にも優先順位があり
100点の土地はなかなか探すことは困難です。

例えば、金額をかければ、良い土地に出会えるのは当然ですが
家づくりの予算のなかでは総予算があり
その予算内で、ご家族で優先順位を決めていきます。
・利便性
・環境
・学校への距離
・日当たり
などなど。

鹿児島市内は平野が少ない土地です。
なので、山を削って団地にして家を建てることが多く
鹿児島市内は家が密集している土地が多いのです。
こちらの住まい手さんも、
優先順位をきちんと立てて、西陵という団地を選びました。
南側に大きな2階たての家が。
平屋希望。
日当たりを重視しているご家族だったので
東側から光を入れて、南の日差しは中庭からとる。
建物を工夫することで、土地を120点に。

土地には不思議な力があります。
その力をよみとり、
そのご家族の色とあわせる。
そうすると、その土地に馴染み、
住まわれるご家族の新しい色が見つかるのです。

a0244794_06331156.jpg

a0244794_06403596.jpg

中庭。
そこには、理由があります。
住まい手のこだわりの光を是非体感していただけたらと。

4 人の縁

土地も決まり、プランも決定。
銀行の申し込みや解体の準備、地鎮祭と毎週なにかと順調に打ち合わせが入りました。


住まい手さんも、
みなさん同じように最後まで悩んでいることもあります。
ただ私たちは必ず、小さなこともお伝えしていたくように話をします。
全部は難しいですが。
お伝え出来ないときは、自分を感じられるようにしてしておきたいと心がけています。

それは、きっと出来上がったときに、
同じ形でも気持ちが違うと思うからです。
形やデザイン、空間には一つ一つ意味があるので
悩んでいる意味をきちんと理解してもらってから、かたちにしたい。
そう思うからです。
言いたくないこと、踏み入れてほしくないとにも、
ときには深く話をしなければなりません。
だからこそ、人とのご縁は大切にしたいと思います。

私たちはチームで家を作っていきます。
女性、男性、プランナー、
申請担当、図面を描くスタッフ、経理、大工、職人さん。テクニカル。ディレクター。
小さなご縁の連続です。

そして、ここの家の棟梁は
ベガハウスの社員大工の中池です。
中途採用でご縁がありベガハウスに大工として入り、
今年棟梁として初めての物件をお願いすることになりました。
なにかのご縁でしょうか、
入社して初めての物件も私の現場の物件でした。
そして、場所もこの西陵。
上棟式の時に、
強い思いがここの家にあることをご家族に話をしてくださいました。
きっと思いが届いたのでしょう。
住まい手のお父様たちと意気投合して楽しい上棟式になりました。
こちらが、棟梁!!
a0244794_21104257.jpg
男前です。

そして、現在工事中の近くに、ベガハウスでリフォームをしたお家があります。
そこのオーナーさんはもともとお住まいの方も知っておられて
そして新しく入る方ともお知り合いになりたいと、とても喜んでおられます。
小さな人と人とのつながりが、家づくりを通してつながっていくと
嬉しく思います。

5 手

家づくりは、たくさんの方の手でつくります。
もしかすると、長い家づくりの作業で1日、2日だけで終わってします、職人さんもいらっしゃいます。
住まい手さんの思いを形にするのは、
たくさんの手が必要になります。
これは、私の手です。
a0244794_13361055.jpg
女性らしくない、ゴツゴツした手ですが、今の時期は外仕事も多く真っ黒になります。
でもこの手がすきです。いままで、経験したものがたくさんこの手には詰まっているからです。
同じように、いろんな人の手が携わり
形にしていく。
a0244794_13323418.jpg
a0244794_13330684.jpg
a0244794_13324690.jpg
a0244794_13334446.jpg
a0244794_13322392.jpg
a0244794_13332583.jpg

とても素敵な作業です。



6 庭の時間



建物も仕上げに入りました。
きれいな、光が天窓から入ります。
a0244794_06034124.jpg
建物も庭も光が大事です。
その光をうまくいかせること。
南の日差しから影をつくる落葉樹の配置。
緑の濃い常緑樹は優しい光を反射します。
そうして、ここちのよい庭の時間を過ごすことができるのです。

a0244794_06040127.jpg
中庭には、石土間がはられます。
石を敷く下地には、外壁で使われたシラス壁のかき落としたあとのものを少し利用しました。
石が安定して材料の相性もよいです。
a0244794_06051202.jpg
a0244794_06045059.jpg
a0244794_06042957.jpg




by vegablog | 2018-06-30 06:27 | ■家づくりレポート | Comments(0)