玄関とアプローチ
と言われても、どんな玄関がいい!と説明するもの難しかったりしますよね。
これまれ建てさせていただいた実例を見てみると、土地の形状や環境、周囲の状況をみてご提案させていただいていることが多いように思います。
少し見てみましょう!▲こちらは、全面道路が坂道になっていて、建物の床の高さを基準にすると、玄関アプローチの階段が必要になっています。階段を軽やかに見せるために、鉄骨階段にして下を浮かせています。開き戸です。▲深い庇と車寄せのある平屋の家。角地に建っているので車寄せを通り抜けることができるアプローチになっています。
▲玄関が南面に向いています。土間の外ダイニングを通って玄関へ入っていくアプローチ
▲土地に高低差がとてもある敷地。鉄筋コンクリートの階段で、途中途中に木々を植えて、木のトンネルを通って玄関へ▲道路に近い玄関。玄関が丸見えにならないように、植物や木々で目隠しに。玄関を通る際に、季節によっていろいろな花を楽しむことができます。開き戸▲土地に1メートル弱の段差があるアプローチ。間取りはスキップフロアになっているので、その分の高さをだんだんと上がっている階段。こちらも大きな木々のトンネルのようです。
▼そして、その夜の様子。暖かく迎えてくれる玄関とその灯りもとても重要ですね。敷地の状況によって様々ですが、車を降りてすぐに玄関へ行くことができるようにしたり、鹿児島は灰も降るので、ビルトインガレージから雨に濡れずに玄関へ行くアプローチも多いように感じます。
「いってきます」
「いってらっしゃい」
「ただいま」
「おかえり」
毎日を気持ちよく送り出してくれて、あたたかく迎えてくれる気持ちのいい玄関とアプローチが理想だなと思っています。
ナガタユキ