地盤改良
2016年 09月 25日
今の時期、早朝に松元インター前のバイパスを通ると、桜島方面にきれいな朝焼けが見えます。
朝の楽しみになっております。宮原です。
本日は先日行った地盤改良工事について。
気に入った土地や、決して安くない土地でも、地盤の状態は実際に調査してみるまで分かりません。
表面は固い地盤でも、掘り進んでいくと、底が柔らかい地盤になっている場合、建物を建てるには補強をしないといけません。
また、地盤が良好でもがけ規制のため杭工事をしないといけない場合もあったりします。坂やがけ地の多い鹿児島では、こちらのほうの割合も
大きいように思います。
地盤改良の工事にはいくつも種類があるのですが、今回は「鋼管杭工法」をご紹介。
鋼管杭は、しっかりと固いそうに突き立てて、そのうえに建物を載せるような構造になります。
地震の際には、柔らかい層が流れてしまい建物が沈んでしまう事例を見ますが
杭の上にしっかりと載っている建物も見ることができます。
どれだけ強い建物を設計しても、地盤が悪ければ意味がありません。
地盤改良が必要ないにこしたことはありませんが、住まいの安全を手に入れるためには必ず必要な工事です。
街で改良工事をしているところを見かけたら、目に見えなくなる工事だけど、住まいを守る大事な工事なんだと、
考えてみてはいかがでしょうか。
by vegablog
| 2016-09-25 06:54