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ボクノナツヤスミ

お盆は大人の夏休み。といいますが妙な疲れが残っています味園です笑。

ボクノナツヤスミと題した今回は佐賀の名宿『洋々閣』に行ってきたのでそのレポートをしたいと思います。

日中動き回って体力を消耗し、安い宿に泊まるのではなく、『日中から名宿にチェックインしてずっと宿内で楽しむ』をコンセプトに奮発してみました笑。

洋々閣は120年以上の歴史のある佐賀の名宿で代名詞といえばこの渡り廊下です!
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宿泊棟から本館を見返したときの写真になるのですが、本館の中庭の松がまるで絵画のように美しく、明るい中庭に吸い寄せられそうです。

その中庭を実現しているのはFIX(嵌め殺し)の単板ガラスと障子、木製引違いの地窓です。
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これがアルミサッシではいけませんし、腰から上が引違いであってもよろしくありません。このバランスだからこそ美しいんですね。

玄関からの写真はコチラ。
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柱と化粧胴差のリズム感と中庭からの光が美しいですね。

さて、お部屋はというとコチラ!
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僕たちの部屋は2階だったのですが、中庭を見下ろせて緑が目に鮮やかな部屋でした。(ちなみに、コチラの部屋は泊まった部屋ではなく「浮岳」という100年以上の時が刻まれたお部屋で、仲居さんに無理を言って見せてもらいました笑。)

引分け障子の奥に広めの縁側(1365mm)があり、引分け障子、木製サッシとつづく美しい空間構成でした。手前の鴨居が1800mm、奥の鴨居は1900mmと高さが違っており、正座したときにはスッキリとした印象を受けました。

続いて、部屋間の襖です。
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鴨居は宙を通り、塗壁は塗り回しとなっていて軽快な印象と閉塞感を無くしてくれています。襖自体も下まで伸びているのではなく、横桟を入れて浮かしたように見せており仕切り方として、子供部屋の仕切りにも応用できそうな気がしました。

そんなこんなで宿内をうろちょろうろちょろしていたら夕ご飯。美しい器に盛り付けられた絶品の唐津の幸を堪能して(本当に絶品。オススメです。)、就寝。朝ごはんもしっかりといただいてトーネットのチェアの座りやすさに感動したりしていたらチェックアウトの時間になってしまいました。。

結論からいうと、一泊じゃ足りない笑。今度からは二泊できるように頑張ろうと心に決めた味園家でした笑。

帰りには同じく唐津の旧高取邸を見学して、能舞台のある邸宅に呆気にとられて帰ってきました笑。撮影不可だったので写真はありませんが、日本的なものに囚われず、洋・中の知識が感じさせられる超豪邸で1時間じゃ全然見切れません。コチラもとってもオススメです。

次の夏休みの計画をちょっとずつ立てていこうと思います!次の名宿、名旅館はどこにしようかなー。(二泊できるように頑張らなくちゃ汗)

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▼次回の完成見学会
「武町の家」 @鹿児島市武
8月23日(土)・24日(日) 10:00~18:00
[予約不要]

▼現在公開中のショーホーム
「くるみの家」 @鹿児島市中山
毎日オープン!! 10:00~18:00
[予約不要] *水曜と第二・四木曜定休

         VEGA HOUSE webサイト

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by vegablog | 2014-08-18 11:12

鹿児島のVEGAHOUSEで行われる見学会やイベントのご案内・家づくりに関する様々な情報のご紹介・スタッフの日々の出来事など


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